2月 9, 2026

告知

ベトナム・タイニン省におけるバイオ炭およびカーボンクレジット事業の実施に向けた協力に関する覚書調印式


2月2日午前、タイニン省タンニン区において、タイニン省農業環境局および科学技術局は、株式会社Jizoku(日本)と連携し、タイニン省におけるJCM(二国間クレジット制度)に基づく農業分野の排出削減およびカーボンクレジット発行に関連した、キャッサバの茎からのバイオ炭製造事業の実施協力に関する覚書(MoU)の調印式を執り行いました。

式典には、農業環境局を代表してグエン・ディン・スアン副局長が、海外側パートナーを代表して株式会社Jizoku(日本)のグエン・ユイ対外交渉領域 代表が出席しました。

式典の挨拶においてグエン・ディン・スアン氏は、今回の覚書締結が、気候変動への適応、温室効果ガスの削減、環境保護、そして持続可能な農業と循環型経済の推進に関する国および省の方針を具体化する一歩であることを強調しました。

同氏は、気候変動はもはや将来のリスクではなく、異常気象、長期化する干ばつや季節外れの雨、投入コストの上昇、そして環境基準や追跡可能性(トレーサビリティ)に対する市場の要求厳格化などを通じて、すでに農業生産に直接的な影響を及ぼしていると指摘しました。生産方法の革新、科学技術の応用、排出削減ソリューションの導入がなければ、タイニン省の農業部門は持続可能な成長と農家の所得向上において大きな課題に直面することになります。

このような背景のもと、主要な低排出農業プログラムと並行して、タイニン省は、現地の状況に適していると考えられる循環型経済および排出削減モデルの実証とカーボンクレジット市場への参画に向けて、広大な栽培面積と豊富な農業残渣を持つキャッサバを主要作物として選定しました。

農業環境局は、事業の実施期間中、企業および関係者と連携し、緊密な調整、適時の支援、法規制の遵守、そして実用的かつ効果的な成果の確保に尽力することを表明しました。農業普及・農業サービスセンターが技術的な拠点となり、研究・実証活動と実際の農業現場および農家のニーズを結びつけます。

式典の中でグエン・ユイ氏は、株式会社Jizokuがカーボンクレジットの発行を専門とする日本企業であり、日本国内におけるJ-クレジットの方法論適用において豊富な経験を有していることを説明しました。

本覚書に基づき、両者はキャッサバの茎からのバイオ炭製造に関する実行可能性調査、低排出稲作モデルの実証、および二国間クレジット制度(JCM)に関連した温室効果ガス削減効果の評価に注力します。株式会社Jizokuは、客観性、透明性、検証可能性、そして測定・報告・検証(MRV)要件の完全な遵守を確保するため、省の技術機関や研究パートナーと緊密に連携します。

この協力関係は、キャッサバ産業の価値向上、農家の所得向上、そして環境に配慮した持続可能な農業開発という目標およびタイニン省とベトナム全体の排出削減公約に対して、有意義な貢献をもたらすことが期待されています。


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