12月 14, 2025

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インドネシアでのSRIベースのカーボンクレジット創出に向け、IPB大学・UNPAD大学と連携を開始しました


― 西ジャワ州タシクマラヤ県で SRI を活用したカーボンクレジット創出に向けた実証を開始 株式会社Jizoku(本社:東京都国立市、代表取締役:片岡 慶一郎、以下「Jizoku」)は、IPB大学(Institut Pertanian Bogor、以下「IPB」)およびパジャジャラン大学(Universitas Padjadjaran、以下「UNPAD」)と連携し、SRI(System of Rice Intensification/稲作集約栽培法)を活用した低排出稲作によるカーボンクレジット創出に向けた共同研究・実証を開始しました。初期プロジェクトはインドネシア共和国 西ジャワ州タシクマラヤ県で実施します。

取り組み概要

・現地実証(パイロット):タシクマラヤ県における圃場試験を通じ、SRIの適用性と生産性・排出削減効果を検証

・農家支援:生産者向けの研修

・技術指導の実施

・MRV 体制の構築:将来的なクレジット発行を見据え、MRV(測定・報告・検証)の枠組みを共同整備 本取り組みにより、国際的に認知された基準に整合したスケーラブルなモデルの確立を目指します。

SRI(稲作集約栽培法)について

SRIは、植栽密度や水管理、土壌環境、施肥を最適化することで収量向上を図るとともに、間断灌漑等の手法により用水量の削減やメタン排出の抑制にも資する栽培アプローチです。

連携の背景

世界有数の稲作国であるインドネシアでは、持続可能な栽培への移行が経済・環境の両面で重要な課題です。Jizokuのカーボンプロジェクト開発の知見と、IPB・UNPADの農学的専門性を組み合わせ、現地データの蓄積と実装可能な手法の確立、そして生産者・地域に還元可能な新たな価値創出を目指します。

代表取締役コメント

「SRI は水資源の節約に寄与するだけでなく、収量の向上にも資する強力なアプローチです。本パイロットプロジェクトを通じて、食料生産能力の向上と温室効果ガス排出の削減の双方を実現し、持続可能な農業の発展に貢献してまいります。」

センサー実験は、株式会社Jizoku、IPB大学およびパジャジャラン大学(UNPAD)が実施しました。

― 株式会社Jizoku 代表取締役 片岡 慶一郎

会社概要

商号:株式会社Jizoku 所在地(本社):〒186-8601 東京都国立市中2-1 国立大学法人一橋大学内

代表取締役:片岡 慶一郎 事業内容:一次産業におけるカーボンクレジットの創出支援事業

公式サイト:https://jizoku-inc.com/

【大学概要】

大学名:ペルタニアン・ボゴール研究所(IPB)

大学 本部: Jl.ラヤ ダルマガ、カンパス IPB ドラマガ、ボゴール、西ジャワ、16680

代表理事:Chusnul Arif教授、S.T.P.、M.Si.

大学の概要: ボゴールにあるインドネシア有数の高等教育機関。農業、海洋、生物科学における質の高い教育、研究、イノベーションで知られています。

IPB大学公式サイト:https://www.ipb.ac.id/id/

【大学概要】

大学名: パジャジャラン大学

本部: Jl.イル。スカルノキロ。 21 Jatinangor、スメダンリージェンシー、西ジャワ、45363

代表取締役:フェブリ・ドーニ M.Sc., Ph.D.

大学概要:1957年に設立されたインドネシア・バンドンにある名門公立大学です。インドネシアを代表する大学として、幅広い学術プログラムで知られています。

IPB大学公式ウェブサイト:https://www.unpad.ac.id/

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